高齢者の転倒を防ぐにはどうしたらいいか

こんにちは!フィジカルケアサロンSUNNYです
今回は、前回の続きで「高齢者の転倒を防ぐにはどうしたらいいか」です。
高齢者の転倒にどう対処すればよいのか
1. 高齢者の転倒は自宅内で起こる事が多く、これまでこれでやってきたからと危険に気が付かない事もあります。家具は動かないように固定されているか・動線上に置かれたものはないか・コードは引っかからないように止めてあるかなど、家の中に潜む危険個所はないか、今一度確認し、改善しておきましょう。
2. 高齢になるほど有病率も上がり、要因は増加してしまいます。いずれもすぐには改善出来ないものが多いのも事実です。しかし、運動不足による筋力低下やバランス機能低下はトレーニングによって改善できますので、是非習慣にして転倒を予防していきましょう。
*転倒予防運動
転倒を防止するために必要な事は「身体のバランスを保つ力」と「下肢・体幹の筋力」です。人間は、身体が傾いた時に両肩を結んだラインを水平に保とうとする「立ち直り反応」という能力があります。股関節による体幹の立ち直り反応には、お尻の筋肉が関係しています。お尻の筋肉は抗重力筋です。抗重力筋とは、重力や体重負荷を感じ取る「感覚器」と密接につながっているため、バランス能力に大きく貢献している筋肉なのです。
抗重力筋の中でも最大の大きさであるお尻の筋肉を鍛える事で、バランス能力は保たれます。
身体の後面にあるお尻の筋肉、は骨盤を後方から支えています。反対に身体の前面から骨盤を支えているのは「腸腰筋」です。この腸腰筋を鍛える事によって、骨盤の前傾が保たれてお尻の筋肉が発達しやすくなります。この二つの筋肉を鍛える事で、骨盤と背骨がしっかりと支えられ転倒を防止できるのです。
具体的には、ゆっくりと行うスクワットや、掴まって片足を90°に挙げて30秒保つなどの運動がお勧めです。
転倒防止運動は続ける事が大事です。自分の出来るレベルのものでいいのです、毎日少しでもいいのです。習慣にする事で、転倒を防いで元気に過ごしましょう!
では、また!
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